訃報2件~アイラ・レヴィン氏、ノーマン・メイラー氏

ここ数日やる気を無くしていて更新してなかったのですが、この訃報に接しては記録しないわけにはいきません。 まずはアイラ・レヴィンhttp://mainichi.jp/select/person/archive/news/2007/11/15/20071115ddm041060024000c.html そして、ノーマン・メイラーhttp://mainichi.jp/select/person/archive/news/2007/11/11/20071111ddm041060178000c.html 順番は逆なんですが、衝撃度はやっぱりこの順番ですね。哀悼。
リンクは日が経つと切れちゃうんで、改めて記事を貼り付けしておきます。いずれも毎日新聞のHPより。 訃報:アイラ・レヴィンさん78歳=米作家 アイラ・レヴィンさん78歳(ホラーの傑作「ローズマリーの赤ちゃん」で知られる米作家)AP通信などによると、12日、心臓発作のためニューヨーク市の自宅で死去。 ホラーやミステリーの名手として知られた。悪魔崇拝を扱った「ローズマリーの赤ちゃん」や、ナチスの残党によるヒトラー復活計画を描いた「ブラジルから来た少年」はいずれも映画化されヒットした。(共同) そんな愛読者ってわけではないんですが、ホラーファンにとってはアイラ・レヴィンって何だか特別な存在ですよね。私の場合が氏の名前の響きが好きだというのもあるけど^^; 『ローズマリーの赤ちゃん』(この題名も実に印象的ですよね)は原作も映画も素晴らしい珍しい例です。特に映画はミア・ファローが実にキュートです^^ ◆ ローズマリーの赤ちゃん  (ハヤカワ文庫) ¥672 ◆ ローズマリーの赤ちゃん (1968年・アメリカ) 監督:ロマン・ポランスキー 出演:ミア・ファロー、ジョン・カサベテス、ルース・ゴードン他 ----------------------------------------------------- 訃報:ノーマン・メイラーさん 84歳 死去=米作家 太平洋戦争の従軍体験を書いたベストセラー小説「裸者と死者」で知られた米作家、ノーマン・メイラー氏が10日、腎不全のため、ニューヨーク市内の病院で死去した。84歳だった。   新聞記事の扱い的にはこちらの方が断然大きかったですが、引用は同じレベルにしておきました^^; こちらもそんなに愛読しているわけではないですが、やっぱり一時代を築いた作家さんが亡くなるのはショックですよね。特にノーマン・メイラーはまだ精力的に活動してたし。 ああ、こうやって好きな作家さんがどんどん亡くなっていくのを見るのは嫌だなぁ(;_;) ◆ 鹿の園  (新潮文庫) ¥840 ノーマン・メイラーというと戦争文学のイメージが強いですけど、これはちょっと違うタイプの話です。 ハリウッドを舞台に爛熟したアメリカ文明の腐敗と退廃を描いた(文庫裏紹介文より)作品。私が好きそうでしょう^^;