『ゴジラ×メガギラス』 (2000・日)

(※2005年9月にケーブルTVで視聴。感想などは当時もの) ゴジラ×メガギラス~G消滅作戦~ (2000年・日本)  監督:手塚 昌明/出演:田中 美里、谷原 章介、星 由里子 他  評価…★★★☆☆ <あらすじ>  度重なるゴジラ襲来に備え日本は対ゴジラ戦闘部隊を組織すると共に対ゴジラ兵器の開発をすすめていた。そして開発されたのが小型のブラックホールを発生させそれをぶつけてゴジラを消してしまうという「ディメンション・タイド」。実験は成功しあとはゴジラを待つばかりかと思われたが、実はその実験によって時空の歪みが生じ古代の巨大昆虫が出現していたのだ。そして、その卵がひょんなことから東京に運び込まれる。 卵から孵化した無数のメガヌロンは渋谷を水没させ成虫のメガニューラとなり大繁殖する。その群れのリーダーとなる巨大戦闘怪獣メガギラスとゴジラが東京・お台場で激突する。
80年代以降のゴジラ映画は余り好まないのですが、深夜の無聊に耐えかねてケーブルでやってるのをつい見てしまいました。でも、これが意外に面白かったです。「ゴジラ モスラ キングギドラ大怪獣総攻撃」も何だかんだ言って結構面白かったしなぁ。やっぱゴジラは偉大だわ。 でも、本作は多分かなり素直なつくりなんだと思う。私は最近のゴジラものの変にリアリティ出そうとする感じとか人間ドラマ織り込む感じとかが嫌いなんですよね。特撮はとにかく怪獣を楽しませてくれよって感じ。この作品でもゴジラとメガギラスの戦闘シーンはちょっとしょぼいんだけど、トンボ怪獣が高層ビルに密集してる映像とかはなかなかよかったです。そういや日本ではああいう生物パニックものってないですよね。私はああいうの結構好きなんですが。でも、イ尼みたいにCGが発展すると特撮ってつまんないですよね。昔々、予算や技術がなくて本物のトカゲやタコを使って映画を撮ってた時代がむしろ羨ましく思えます。これぞ特撮って感じですよね。 ところで、リンク貼る時にちょっと説明見たら「舞台はパラレルワールドの日本」て書いたあったんですけど、そんなの断るわでもないんじゃないんですかね?ゴジラの襲来が当然のこととなってる時点でパラレルワールドでしょ。まぁ、私もそれをわざわざ突っ込むこともないか^^; そして本筋には関係ないのですが、谷原章介の演技を初めてまともに見て、その大根ぶりにちょっとショックを受けてます…(T_T) あびる優のせいで強制終了した『カミングダウト』の司会で好きになってたので期待してたのに、こんなか…(-"-;) でも、彼はキャリアも長いし演技力も結構評価されてた気がするので、単に私のイメージに合わないだけかもしれません。しかし、私は本作を見てる間、谷原くんが出るたびに白けてしまいました。数少ない好きな男性芸能人なんだけどなー。 ちなみに私のゴジラ作品ベストは 『 ゴジラ対ヘドラ 』 です(^-^) トリビアでも紹介された空飛ぶゴジラが見られます。主題歌(?)も愉快だし話も面白い。激しくおすすめです!